中学受験の当日は、試験会場に何分前についておくべきでしょうか？また、朝の起床時間や受験前日の過ごし方、試験会場に到着したらすべきことや持参するもの、試験前にできる心構えなど、不安に思うことはたくさんありますよね。
この記事では、中学受験前日から当日についての完全ガイドを紹介します。
【1位】【中学受験】進学教室浜学園
【2位】中学受験専門プロ講師の中学受験個別指導塾ドクター
【3位】名門会Online 現役医学部生からオンライン個別指導で学べる
中学受験の当日の起床時間は？
| 中学受験の当日の起床時間 | 試験開始時間の３時間前 |
受験日の朝は、試験開始時間に合わせて余裕を持って家を出るため、起床時間は早めに設定することが望ましいです。一般的には、試験開始時間の３時間前には起床するようにしましょう。また、受験会場への移動時間や交通機関の混雑状況なども考慮して、起床時間は余裕をもって調整しましょう。
中学受験の当日は、起床時間も受験の成功に大きく関わります。起床時間が遅れてしまうと、試験に遅れる場合があるだけでなく、受験生は気持ちにも余裕がなくなります。また、緊張感を持って試験に臨むためにも、早めに起きましょう。
試験当日の朝の過ごし方は？
中学受験当日の朝は、試験に向けた準備をしっかりと行い、心身共に体調管理も大切です。起床時間は余裕をもって早めに設定し、必要な時間を取りましょう。
✔︎ 朝食は軽めにとりましょう
✔︎ トイレなど、時間に余裕を持って行動しましょう
朝食は軽めにとることが望ましいです。胃をいっぱいにすると体調が崩れる可能性があるため、あまり食べ過ぎないようにしましょう。また、トイレなどの時間も余裕をもって確保しておくことが大切です。
受験会場に到着する時間はどのくらい前が適切？
| 受験会場に到着する時間 | 30分から60分前 |
受験会場に到着する時間は、試験開始時間の何分前に到着するかで変わってきますが、一般的には30分から60分前に到着するのが適切とされています。受験会場によっては、到着時間が指定されている場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
早めに会場に到着して余裕を持って準備することで、万が一のトラブルに対応できるだけでなく、緊張を和らげることもできます。また、試験開始時間の直前に到着すると、遅刻や試験に間に合わない可能性があるため、注意しましょう。
試験会場に到着したら最初にすべきことは？
| 試験会場で最初にすべきこと | 受付 |
試験会場に到着したら、まずは受付に行きましょう。受付で自分の名前を確認して、試験用紙や筆記用具を受け取ります。
このときに受付で指示された教室番号や座席番号を確認し、会場内の案内板などで自分の座席を探しましょう。座席に着いたら、机の上に試験用紙や筆記用具を整えておきます。静かに落ち着いて試験の開始を待ちましょう。
試験前にトイレにも行っておくことをおすすめします。
集合時間に間に合わない場合、どうすべきか？
中学受験の試験会場に集合する時間に間に合わなくなってしまった場合、まずは冷静になりましょう。遅刻したとしても、焦って走って行くとさらに時間が遅れてしまうことがあります。
✔︎ 落ち着いて、受験する中学の窓口に連絡をする
万が一の連絡先を、事前にチェックして把握しておきましょう
落ちつて、受験する中学の窓口に連絡し、遅れる旨を伝えましょう。また、交通機関にトラブルがあった場合は、その旨を伝えて試験会場までの到着予定時間を確認してください。
遅刻が許される時間や、遅刻の場合の対応については、受験票や学校のホームページで事前に確認しておくことが大切です。
ただし、できるだけ早めに到着するように心がけ、余裕を持ったスケジュールを組んでおくことが望ましいでしょう。
試験当日に持参すべきものは何？持っていくものリスト１０
中学受験の当日に持参するものは、以下のようなものがあります。
- 受験票と受験票のコピー
- 筆記用具（2B鉛筆や消しゴム、定規）を少し多めに
- 腕時計
- 飲み物（ペットボトルの水やスポーツドリンクなど）
- お菓子（不安や緊張を和らげるためのラムネやグミ、アメやチョコ）
- タオルやティッシュペーパー・ハンカチ
- 薬（喘息の薬や頭痛薬などの必要な薬）
- 交通系ICカード・交通費
- マスク
- クリップや輪ゴム
ただし、受験会場によって持ち込み禁止のものがあるため、事前に受験会場の注意事項を確認しましょう。また、持ち物を揃えるのは前日までに済ませ、当日は余裕を持って会場に向かうようにしましょう。
中学受験の飲み物は？
中学受験の飲み物は、水筒に入った温かい飲み物が良いです。時期的にも肌寒いため、身体を冷やさず、しかも気持ちがほっとするお茶やココアが良いでしょう。
中学受験当日は、試験前にラムネを食べて集中力を高める？
ブドウ糖は脳のエネルギー源となるものです。そのため、勉強などの集中力が必要な脳の活動には欠かせません。 補給すると、脳のパフォーマンスを上げることができます。
ブドウ糖といえば、ラムネがおすすめです。
温かいお茶と一緒に、ちょっとした甘いお菓子も。ラムネやチョコ、グミやアメなど。すぐ口にできて糖分摂取できるものがおすすめです。甘いものは緊張や不安を和らげるだけでなく、ブドウ糖は摂取して30分程度で脳に届くため、集中力が上がります。
中学受験の当日の流れは？
中学受験の当日の流れは、学校によって異なる場合がありますが、一般的には以下のような流れになります。
- 校門前で塾の先生と挨拶をする
エールをしっかり受け取って！ - 受験会場に到着する
試験時間の前に到着し、受付を済ませます。 - 試験終了後の待ち合わせ場所を決める
試験エリアには保護者は入れないため、試験終了後の待ち合わせ場所をお子様と決めましょう。 - お子様の持ち物を再確認する
一緒に再確認しておきましょう。 - お子様のみ、教室へ移動する
試験官の案内に従って、試験室に移動します。 - 試験の説明を聞く
試験官から試験の説明を受けます。時間の使い方、問題の解答方法などを確認しましょう。 - 試験開始
試験が始まります。指示に従って問題を解いていきます。 - 休憩
試験時間の途中に休憩があります。トイレに行ったり、水分を補給する時間です。 - 試験再開
休憩後、試験が再開されます。 - 試験終了
試験時間が終了し、試験官の指示に従って試験を終了します。 - 教室を出る
試験官の指示に従って教室を出ます。 - 解答用紙と問題用紙を返却する
試験官に解答用紙と問題用紙を返却します。 - 終了
試験が終了し、保護者の元へ。
このように、中学受験の当日の流れは試験時間に合わせたスケジュールで進みます。
会場に入る前に確認すべき注意点は？
中学受験の試験当日、会場に入る前に確認すべき注意点として、5つにまとめました。
- 試験会場の場所やアクセス方法を事前確認しておく
- お子様の体調や心の変化を確認
- 持ち物の事前確認
- 服装や持ち物のルール確認
- 余裕を持った時間配分
試験会場の場所やアクセス方法を事前に確認しておきましょう。また、受験票を忘れずに持参し、試験会場に到着する時間に余裕を持って行動することも大切です。
そして、何よりも大切なのが、お子様の体調と気持ちの波を確認すること。「親の期待に応えたい！」と頑張り過ぎてしまうお子様の中には、お腹が痛くなったりなどの体調の変化があっても我慢してしまう傾向があります。プレッシャーを感じていないか、不安で焦っていないかなど、心の変化を汲み取ってあげてサポートしてあげてください。
試験前にトイレに行っておくことも忘れずに。また、試験中に使用する筆記具や消しゴムなどの持ち物も事前に確認し、試験直前に不足しているものがないかチェックもしておきましょう。
さらに、試験中の服装や持ち物に関するルールも確認しておきましょう。これらの注意点をしっかりと把握し、試験当日は余裕を持って臨むことが受験成功への第一歩となります。
試験会場内でのマナーやルールについて知っておきたいこと
試験会場に入る前に、試験の時間や持ち物、持ち込み禁止物などの詳細を確認しましょう。
会場に入ってからは、周りの受験生や試験監督、教職員などに対して、迷惑をかけないように落ち着いて行動すること。具体的には、試験中に話す・騒ぐ、携帯電話を使用することはNGです。
また、答案用紙には名前や受験番号などを必ず記入し、指示に従って答えを記入することも忘れずに。
試験前に落ち着くためにできることは？気持ちを整える方法
試験前に落ち着くためには、以下のような方法があります。
- 前日に睡眠をしっかりとる
- 前日の食事に気をつける
- 受験会場の事前確認をする
- イメージトレーニングをする
睡眠をしっかりとる
睡眠不足は集中力や判断力を低下させる原因になります。試験前はしっかりと睡眠をとるようにしましょう。
食事に気をつける
栄養バランスの良い食事を心がけましょう。また、脳に良いとされる食べ物を摂ることも大切です。
受験会場の確認
受験当日は会場までのルートや時間、持ち物の確認をしておきましょう。受験当日に迷わないようにすることで、余計なストレスを回避できます。
合格したというイメージトレーニングをする
運動選手やビジネスマンもよく使う「目標達成手段」として、イメージトレーニングがあります。やり方はとっても簡単。目を瞑って、試験当日のシュミレーションを頭の中でイメージするのです。
「試験会場に無事到着し、試験もスラスラ解けて、合格発表の際に自分の番号を発見する。」
ここまでのイメージを、お子様に妄想（イメトレ）してもらいましょう。
自分ならきっとできる！という自信を自己暗示をすることで、本番でしっかり学んできた実力をはっきできるとポジティブな状態で試験に挑めます。
中学受験前日の過ごし方は？
中学受験前日の過ごし方は、試験当日に備えてできるだけリラックスしましょう。以下は、中学受験前日におすすめの過ごし方です。
- 早めに寝る
試験前にしっかりと睡眠を取ることが大切です。前日は早めに寝るようにしましょう。 - 練習問題はほどほどに
前日の練習問題はほどほどに。自分の頭をリラックスさせることを重視しましょう。 - 試験の準備
前日に試験会場に行き、試験会場の場所や交通アクセス方法などを確認しておくことが大切です。 - 必要なものを用意
試験で使用する文房具や飲み物、おやつなどを前日に用意しておくことが望ましいです。 - 楽しいことをする
前日はストレスを溜めずに、楽しいことをすることが大切です。家族や友人と一緒に食事をしたり、好きな本を読んだり、映画を見たりするなど、自分がリラックスできる方法を見つけましょう。
中学受験前日は、身体的にも精神的にもリラックスすることが大切です。焦らずに試験当日に備えましょう。
受験前日にやってはいけないことは？
受験前日に、新しい問題や参考書で学習することは避けましょう。「わかない」「難しい」といった未達成感に意識が向くと、自信喪失してしまいモチベーションが一気に下がります。
また、過度な運動や外出、食べ過ぎや飲み過ぎ、睡眠不足にならないように注意しましょう。さらに、ストレスや緊張感を高めるような映画やドラマ、小説なども避けることが望ましいです。
中学受験前日にやっておくべきことは？
受験前日には、練習問題の解き直し（復習）がおすすめです。受験前日は新しい勉強をするのではなく、過去の練習問題を解き直したり、自分の苦手な分野を再確認したりしましょう。
また、復習も詰め込み過ぎずに。リラックスする時間も、受験前日にしっかり取り入れましょう。
まとめ
中学受験の試験当日に必要な情報を、起床時間や受験前日の過ごし方から試験会場に到着する時間や注意点、会場内でのマナーや持ち物リスト、落ち着く方法まで、詳しくご紹介しました。試験当日は、不安や緊張を感じるかもしれませんが、しっかりとした準備と心構えで乗り切りましょう。
